六華ゼミ第4回を開催しました

夏休み明け初の週末となった8月24日(金)、六華ゼミ第4回を開催しました。

今回は、忙しい合間を縫って東京から駆けつけてくれた山本雄士さんの登場です。

「どんな話を聞きたいですか?」と、対話型でゼミを始めたのは、在校生のいろいろなリクエストに対応できる証拠。在校生からは「東大時代の話」「さらにハーバード大に行った話」「南高の頃の話」といった声があがります。

臨床の現場にいながらMBA取得を考えたのは「医師は患者が来るのを待っているだけで良いのか」「重篤化する前に対応できていれば、いろいろな面でハッピーになるのではないか」と考えたから。

そんな山本さんも、ハーバードビジネススクール時代の最初には「英語が聞けない」「話しても伝わらない」などの苦労が。発言の回数や内容が成績を左右するだけに、授業で発言する工夫を凝らしたそうです。

南高時代の話は、次第に在校生へのメッセージに。

「自分で考え、決めたことがあるか。それをできる人が伸びていく」

「大学受験は、期限があるものに対して、必要な準備をできたかを問う意味があるもの」

「努力は才能を超える。知識や経験はこれからでも、時間のある高校生が、安易に自分の能力を否定すべきでない」

自分で生き方を決め、必要な努力をしてきた山本さんの話に、在校生も(さらにはスタッフとして参加した南43期の同期も!)真剣に耳を傾けていました。

講演後の質問にも続々と手が挙がり、140名を超える参加者のみなさんにも有意義な時間になったのではないかと思います。


今年度の六華ゼミは、これまで、第1回・常見さん、第2回・小野さん、第4回・山本さんと、幹事期が誇る講師陣を東京から迎えてキャリア論や挑戦の大切さなどのお話をしてきました。第5回からは、いよいよ札幌在住メンバーの出番です。

第5回は9月14日(金)に「公務員の生き方」として、国土交通省と札幌市役所からの2名体制でお話をさせていただきます。ぜひご参加ください!