六華ゼミ第5回を開催しました

在校生のみなさまに、生き方やキャリアなどについてお話させていただく六華ゼミも中盤戦となりました。前回までは東京からの講師陣が続きましたが、第5回からは、地元・札幌メンバーの登場です。今回は、例年登場するこの職種。

はい、公務員です。国土交通省の佐々木伸行さんと、札幌市役所勤務の私、高橋との2人で、国と地方の公務員のお仕事についてお話をさせていただきました。

開催日の9月14日は、震災でずれこんだ定期試験の終了翌日で、部活動も忙しいという日でしたが、それでも100人弱の在校生が集まってくれました。六華ゼミへの初参加がこの回という在校生も3割ほど来てくれていました。

前半・1人目の佐々木さんからは、まず、北海道開発の歴史や、国土交通省としても北海道の「食」「観光」が戦略的産業で、「世界の北海道」を目指して政策を展開しているお話がありました。

さらに、国家公務員には欠かせない「転居を伴う人事異動」で網走や東京に赴任した話、財務省主計局に異動して国家予算の編成に関わった話、アイヌの方々に関わる政策に携わった話などを披露してくれました。

後半・2人目の私、高橋からは、広くて身近な札幌市の仕事についてお話をさせていただきました。9月6日発生の震災関連で準備不足という体たらくでしたので、むしろ、震災後の札幌市の対応のお話の中で、札幌市が果たすべき仕事の幅広さをお伝えしてみました。

在校生のみなさんが退屈しないよう、仕事の面白さなど含めてお伝えしたつもりですが、いかがだったでしょうか…? 疲れて眠たくなっている方がいなさそうなのが、ありがたい限りでした。開催後のアンケートもたくさん回答いただき、開催側・講師役としても勉強させていただきました。


さて、9月の六華ゼミは2週連続! 早くも9月21日には第6回「六華OGの生き方」を開催いたします。結婚・出産を経ながらも、それぞれのスタイルで今を生きるOG3人が、「自分自身の想い」をもって柔軟に道を選んでいる生き方を話してくれます。女子生徒のみならず、男子生徒も要チェックですよ!