六華ゼミ第7回を開催しました

2018年の総会・懇親会からおよそ2週間経った11月2日(金)、1か月半ぶりに六華ゼミを開催しました。

秋が深まって、勉強はもちろん部活も充実!の在校生に語ってくれたのは、南高サッカー部主将として全道3位入賞、現在は札幌大谷FCサッカー部総監督としてインターハイ常連校を率いる田部学さんです。

田部さんの登場とあって、視聴覚教室にはサッカー部、野球部、ラグビー部…と体育会系男子がギッシリ! 普段の練習が忙しい中参加してくれたようで、参加約100名の半分が「六華ゼミ参加はこの回が初めて」でした。

田部さんも在校当時のユニフォームで応えます!

スポーツ指導者として教えた子どもたちの中には、後にサッカー日本代表になった選手も…という田部さんが六華ゼミのテーマに据えたのは「やる気の育て方」。

「やる気を構成する要素」を考えるワークでは、参加生徒に「やる気のある姿勢」「やる気のない姿勢」を実演してもらい、会場が和みます。また「笑い」では、レベルが上がるほど練習が厳しいのにトップ選手は笑顔で過ごしている話をしてくれました。

10年以上・1万時間を越える計画的な練習で熟練者になれる「1万時間=10年ルール」を言い換えると「一流になるための最大の適性は、やり続けられること」。今年の六華ゼミを通じてOBたちが口にしたことを、田部さんも実感をもって在校生に伝えます。

1万時間取り組むには「やる気=内発的な動機」が必要。一流になれる人には、やる気が出ない時でも、やる気を出す方法が習慣づいている。そのきっかけは「有能さの認知」「自己決定」であると、今後につながるヒントも与えてくれました。

人生の最終地まで、どうやったら楽しく自分らしく生きられるのかを考える大切さなど、熱いメッセージを伝えた田部さんは、終了後も多くの在校生に囲まれていました!

次回の六華ゼミは11月16日(金)です。札幌南高-北大-北大大学院と進学し、障がい回復者を支えるNPOの設立・理事経験を経て、現在は漁師という道を選び取った中山英昭さんが、人生の進路について何を考えどう選択したか、振り返って語ってくれます。

進学したその先も含めて、人生の選び方について聞いてみたい南高生は必見です!